え…!?
そのまま
亜佐美は教室の外に出て行った―
ん、何?
その日の私は
授業が始まっても、何となく心ここに在らずで浮わついていた。
何せ
裏Fのメンバーになれる訳だから!!
そして
いよいよ放課後になり私は急いで帰宅した―。
ガチャガチャ
我が家は共稼ぎで、私は一人っ子の為夕方まで誰もいない。
ガラッ
返事はないがとりあえず声を掛ける。
「ただいま~」
靴を適当に脱ぎ捨て、玄関奥の階段横に鞄を置き洗面所で顔を洗った。
そして
気合いを入れて2階の自室へと急いだ―。
自室に入ると
鞄を机の横に置き、
部屋着に着替えるとベッドの上に寝転び携帯電話を握った。
「よし!!
アクセスするかな!!」
今朝保存したメールマガジンを開き、指定されたリンク先をクリックした―
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