エージェント・レイ‐狂人の島‐

迷い、焦りながら。

「レイ、あそこ!」

私は遂に、外に通じていると思われる警察署の裏口を発見する。

共に扉へと走る。

しかし!

「!!」

遂に暴徒達に追いつかれた!

長い廊下の曲がり角の向こうから、私達を追って、各々凶器を手にした暴徒達が殺到してくる!

距離は5メートルもない。

「アシュリー、走れ!」

私を先に行かせて、レイは立ち止まり、振り返った。

そして拳銃を構える。

突進してくる暴徒達。

だが、レイが狙うのはその暴徒達ではなく。

「!」

廊下の脇に設置してある消火器!

彼の撃った弾丸が消火器を撃ちぬいた瞬間、白い粉末が暴徒達を覆い尽くす!

視界を遮られ、混乱する暴徒達。

その隙に。

「さぁ、アシュリー」

私達は警察署からの脱出をはかったのである。