「そんな簡単にいくわけないっかあ…」 机に伏せながらの一人言。 なんだか虚しくなる。 バッグから定期を探しだして定期を見つめてみる。 「……やっぱ…可愛かったなあ…。」 母ちゃん…。 どうやらボクは恋をしてしまったみたい。