そしてゆっくりと唇が離れる





「お前チョー
感じてたじゃん♪」













…な…?!!!



あたしの怒りと屈辱はMAXに達した











「なんなのよアンタ!!!!!
いきなりこんなこと…!!」












悔しい悔しい悔しい












こんな男にキスされて


たった一瞬でも洗脳されて……














「なんでか聞きたい??」








そういうと、そいつは落書きだらけの路地裏の壁へあたしに迫ってきた











「な…なによ」












あくまで強気でいたほうがいいだろう













そしてそいつは、フッと笑った