みんなも話すのを止めて、いきなり現れてどうしたんだって顔してる。
「話しってなんですか?沙織お嬢さま~?」
夏帆が色目を使っている沙織にバカにしたような口振りで話した。
とっとと、アッチに行けっとでも言っているような目を向けている。
沙織は夏帆を軽く睨み返すと、小さく息を吸った。
「お話のところ、申し訳ありませんでしたわ。」
ツンツンしたような言い方だけど、沙織の顔はニコッと軽く微笑んだ。
「で、要件は何?」
さっきまで笑っていた陽輝くんの顔は打って変わって、机に頬杖をつきながらつまんなさそうに言った。



