「あの…?お嬢様?」 気づくと執事さんが少し戸惑った顔をしていた。 あっ! いけない… つい、見とれてしまった!! 「あのっ、お名前聞いても良いですか?」 気づけば、私はそう口走ってた。 「いいですよ。僕はNo.4の櫻木 錬と言います。お嬢様のお名前はー‥?」 「あっ、朝比奈 亜美って言います!これから、お願いします!」 私が言い切ると櫻木さんは優しく笑った。 「亜美お嬢様はお元気な方ですね。はい、此方こそお願い致します。」