アイツ?って…




もしかして、陽輝くん!?





「ねぇ…アイツって?」




私の言葉にキョトンとした目をして夏帆は私のことを見た。




「もぅ、何言ってんの!!陽輝のことに決まってんじゃん!だから、今日用事あるから…その話しは明日、聞くから!」





そう言って夏帆は、時計に目をやると慌てたように帰り支度をしていた。





「あ、ヤバっ!んじゃあ亜美、また明日ねー…」





「えっ!あ、うん…また明日ー‥」