「まぁ、とにかく!絶対、誰にも言うなよ!!分かったか?」 ずいっと私に指を差した。 「う‥うん」 「もし、誰かに喋ったら…」 カタンっ…。 陽輝くんの手がベンチの背もたれにかけて体を倒してくる。 それで、顔がだんだんと私の顔に近づいてきた。 え、え、何? フワっ…。 「…っ!?」