「い、いや‥なんでもないですよ!あっ、さっきのケガじゃなくてケチャップでした!同じ赤い色してるから間違えたんですよ!!あはは…」 そう答えると隣に立っている陽輝くんは笑いをこらえて肩を震わせているようだった。 そんなに笑わなくても… 「左様でございましたか。では、ごゆっくりとお楽しみ下さいませ」 緒方さんは一礼をしてまた、どこかへと消えていってしまった。