俺サマ執事のお気に入り







「おまっ、オカマって…可笑しいだろ‥オカマは男が女になることなんだから」




そう‥いえば、そうかも?




「わ、私勘違いしてたかも!」





そう思うと急に恥ずかしくなってきた。




はは‥私、何言ってるんだろうー‥




「かも?じゃなくて、そうなんだろ‥?」





ポンッと何かが頭上に降りてきた。




優しい温もりが感じられ、その正体は陽輝くんの手だった。




陽輝くんは優しい眼差しでこちらを見つめて、私が見つめ直すと陽輝くんは急にバッと目線を逸らした。





「まぁ‥朝比奈のそういうところが可愛いんだけど…」





ぼそっと言うその言葉は私の耳には届かず、私はもう一度聞き返した。




けど、その言葉は最後まで続けられることなく打ち切られてしまう。





「え…?今、なんて言ったー…」





それを打ち切ったのは、部屋に入ってきた錬くんの笑顔だった。




「はーるきッ!こんなトコにいたのか~~」