俺サマ執事のお気に入り






わっ!何??



いきなり腕を引っ張られて、私は夏帆ちゃんと緒方さんがいる道から遠ざかって、路地裏に引きづりこまれた。





「ふぅ。やっと、2人きりになれた」




そう声をかけた人ー‥。




私の前で優しく笑いかけた人。




クールででもちょっと俺様と呼ばれているー‥




「陽輝くん…?」




私は俯いていた顔を上げて、陽輝くんの顔を見上げた。




そこには、少し焦っている姿があった。



どうして、陽輝くんだけがいるの?




一緒にいた錬くんは?


探しに行ったルイくんは?




色んな疑問が頭の中でこだまする。