「それじゃあ、これを見てみて。」
雅人さんが机の上にA4サイズの紙を載せた。
可愛い文字で計画表とかいてある。
「この文字、可愛いですねー。」
「ん? ああ、それは雄二が書いたんだよ。」
「!?」
声にはださなかったけど、凄く驚いた。
しかもよく見れば表全体が女の子が好きそうなように可愛くデコってある。
「……わりぃかよ。」
ぽつり
凄く小さな声だったけど、私はすぐに振り返った。
「わっ、悪くなんてありません!!
少しでも楽しませてくれようとしてるんですから、そういう特技を持っている自分を悪く言わないでください!!!」
「!」
雄二さんは、すごく驚いた顔をした。
そしてポケットを探って何かを取り出そうとする。
(煙草……? でも、お母さんは19歳っていってたし……19歳!!?)
「だだだ駄目ですっ!!
煙草は20歳になってからですよ!!」
「……ガキが生意気な口きくんじゃねーよ」
私は雄二さんのくわえている煙草を奪い取った。
ア然とした顔で見てくる雄二さん、何故か楽しそうな雅人さん。
「とっ、ともかく!
私の前では全面禁煙ですーっ!!!」
グシャリと潰すと、雄二さんは仕方ないような感じで煙草の箱を私に預けた。
「お前が持っていれば、俺が吸う心配もねーだろ。
ただし、テメーとさよならするときは返せよ?」
「……はい」
何故か手に乗っている煙草の箱を見ながら、私は小さく返事をした。
雅人さんが机の上にA4サイズの紙を載せた。
可愛い文字で計画表とかいてある。
「この文字、可愛いですねー。」
「ん? ああ、それは雄二が書いたんだよ。」
「!?」
声にはださなかったけど、凄く驚いた。
しかもよく見れば表全体が女の子が好きそうなように可愛くデコってある。
「……わりぃかよ。」
ぽつり
凄く小さな声だったけど、私はすぐに振り返った。
「わっ、悪くなんてありません!!
少しでも楽しませてくれようとしてるんですから、そういう特技を持っている自分を悪く言わないでください!!!」
「!」
雄二さんは、すごく驚いた顔をした。
そしてポケットを探って何かを取り出そうとする。
(煙草……? でも、お母さんは19歳っていってたし……19歳!!?)
「だだだ駄目ですっ!!
煙草は20歳になってからですよ!!」
「……ガキが生意気な口きくんじゃねーよ」
私は雄二さんのくわえている煙草を奪い取った。
ア然とした顔で見てくる雄二さん、何故か楽しそうな雅人さん。
「とっ、ともかく!
私の前では全面禁煙ですーっ!!!」
グシャリと潰すと、雄二さんは仕方ないような感じで煙草の箱を私に預けた。
「お前が持っていれば、俺が吸う心配もねーだろ。
ただし、テメーとさよならするときは返せよ?」
「……はい」
何故か手に乗っている煙草の箱を見ながら、私は小さく返事をした。

