夕食後。

わたしと晴流クンは部屋に戻った。


「晴流クン、大丈夫?」


「あ~うん、多分……」


「えぇっ!?」

「うそうそ」


笑顔で話してるけど、
苦しそう。



「本当に平気?水飲む?」

「うん、飲む」



わたしは部屋に備え付けてある冷蔵庫の中から、水を出して、晴流クンに渡した。