ーガチャッ


「晴流~!!来たわよ~!」

あ……知弦さん。


「あら、お楽しみ中?」

「丁度よかったです」

「は?」

わたしは晴流クンから離れて知弦さんの近くに行った。


「なによ」

「わたし、晴流クンと別れません!!」

「はあ!!?」


驚いたような怒ったような顔をしている知弦さん。



「それと……」


ーバシッ!!!!!


「いだ!!!」


「これくらいはさせてください!!
べーっだ」


わたしは知弦さんをぶったたいて晴流クンの方へ。


「陽菜チャン……」

「えへへ
手が出ちゃった……(汗)」



「もういいわよ!!」


知弦さんは、
そう言い残して部屋から走りさっていった