「えぇ、そうよ。昨日、朱里ちゃんにも迷惑掛けて…私は体がきつかったから先に寝ちゃったし。」 「ごめん…俺酔ってたし…」 「もういいよ!!」 優希穂さんがそっぽを見たまま答える。 「優希穂~怒ってばかりだとお腹の子に悪いぞ。」 お腹の…子? 「優希穂さん、妊娠してるんですか??」 「あっ言ってなかったっけ??今度、男の子が生まれるの。」 優希穂さんがお腹を撫でながら言う。 お腹を撫でている優希穂さんは凄く幸せそうな顔をしている。