「わ…」 どこか息苦しい学園を出て、さっき見つけたばかりの大きな木のもとへいく。 風が吹いて、 まるで時間が止まったような。 校舎からみた風景と、全然違う。 噴水の水がキラキラして、木の葉は優しく揺れる。 こんな綺麗な場所があったんだ。 「ここなら…だいじょうぶかな」 安心したあたしは、木の陰へ隠れようとして 大きな木に近づいた。 でも 「え…」 「あ」 先客がいたようで。 ばったり。 今一番見つかってはまずい人ナンバー3に入る。 「安藤…直っ!?」 .