どうしてそんなことを質問するんだ
元の手がわたしの腰に回った
熱い手が、わたしの背中にある
「ホテルに行くか?」
「いいのか?
本当に?」
「何度も聞くな」
「だって…わたしが告白したときは…」
「あれが告白かよ
未成年のくせに酒の力を借りて、酔っぱらった身体で言われたって
むかつくだけ」
へ?
…は?
ナニ、それ…意味がわかんない
確かに、告白したときは…有栖川の見合いが決まったばかりで
苛々しながら、ちょびっと梅酒なるものを1杯ほど飲んだけど…
酔っぱらうってほど酔ってなかった
「ちょ…何だそれ
無茶苦茶、悩んだんだぞ
今日のことだって…」
「はいはい、ここ数日食事も喉が通らないほど、悩んだんだろ
んなの、見てればわかる
だが、俺に何ができる?
乙葉を抱くなんて簡単にできる
だけど…それでは根本的な解決にはならない」
「どうにかしてくれるつもりだったのかよ」
「まあ、それなりに…」
「なんだ! 何をしてくれる?」
元の手がわたしの腰に回った
熱い手が、わたしの背中にある
「ホテルに行くか?」
「いいのか?
本当に?」
「何度も聞くな」
「だって…わたしが告白したときは…」
「あれが告白かよ
未成年のくせに酒の力を借りて、酔っぱらった身体で言われたって
むかつくだけ」
へ?
…は?
ナニ、それ…意味がわかんない
確かに、告白したときは…有栖川の見合いが決まったばかりで
苛々しながら、ちょびっと梅酒なるものを1杯ほど飲んだけど…
酔っぱらうってほど酔ってなかった
「ちょ…何だそれ
無茶苦茶、悩んだんだぞ
今日のことだって…」
「はいはい、ここ数日食事も喉が通らないほど、悩んだんだろ
んなの、見てればわかる
だが、俺に何ができる?
乙葉を抱くなんて簡単にできる
だけど…それでは根本的な解決にはならない」
「どうにかしてくれるつもりだったのかよ」
「まあ、それなりに…」
「なんだ! 何をしてくれる?」

