「許さねえ」
高波さんはさらに後ろにさがる
ゆっくりと僕たちから距離を開けて行き、くるっと背を向けた
逃げるつもりですか?
ここまで来て…逃げるなんて、それこそ貴方は最低だ
「うわぁっ」
ドアに向かって走りだそうとした高波さんは、目の前に立っていた男にぶつかると尻もちをついた
「詐欺、および恐喝未遂で逮捕する」
高波さんがぶつかった男が、慣れた手つきで手錠をかけた
昨日、小山内君のマンションにいた男性だ
確か藤城竜也…て、ん?
『藤城』?
「あ…もしかして藤城竜之介君のお兄さん?」
「気づかなかったのかよっ!」
小山内君が、がくっと肩を落とした
「だって…似てないから」
僕の言葉に、小山内君が思いきり呆れた顔をした
「鋭いのか…どんくさいのか…
有栖川さんってよくわからねえ」
小山内君が深いため息をついた
え?
どんくさっ……ええっ?
初めて言われましたよ
高波さんはさらに後ろにさがる
ゆっくりと僕たちから距離を開けて行き、くるっと背を向けた
逃げるつもりですか?
ここまで来て…逃げるなんて、それこそ貴方は最低だ
「うわぁっ」
ドアに向かって走りだそうとした高波さんは、目の前に立っていた男にぶつかると尻もちをついた
「詐欺、および恐喝未遂で逮捕する」
高波さんがぶつかった男が、慣れた手つきで手錠をかけた
昨日、小山内君のマンションにいた男性だ
確か藤城竜也…て、ん?
『藤城』?
「あ…もしかして藤城竜之介君のお兄さん?」
「気づかなかったのかよっ!」
小山内君が、がくっと肩を落とした
「だって…似てないから」
僕の言葉に、小山内君が思いきり呆れた顔をした
「鋭いのか…どんくさいのか…
有栖川さんってよくわからねえ」
小山内君が深いため息をついた
え?
どんくさっ……ええっ?
初めて言われましたよ

