僕様王子に全てを奪われてⅡ

「小山内…勇人…」

高波さんがはっと目を開けると、信じられないと言わんばかりの顔で小山内君の顔を見た

「どうして…」

「理由を聞きたいのか?
理由を聞かないと、なぜ俺がここいるのか理解できないほど…馬鹿な頭なんだな
可哀想な脳だな、あんたの脳みそ」

小山内君が悪気もなくさらりと言葉にする

それは…言い過ぎではありませんか?

「いつから…」

「それすらも検討がつかないのか?
本当に哀れな男だ
檻の中で、小さい脳みそを鍛えてきたほうがいいぞ」

小山内君が、哀れな目で高波さんの肩を叩いた

高波さんは、僕の顔を見て…すぐにまた小山内君に視線を戻した

「もしかして……滝沢愛子も?
俺をハメていたのか?」

「脳みその起死回生は望めないな
もう無理だ」

小山内君は納得したように大きく頷いた

…って、全然、会話が成り立ってないんですけど?