『ずいぶんと軽いお口ですね
これ次第と言われても…』
『いいんですよ
払えないなら、ネットで書きこんでもいいし
教室中の女性に話したっていい
困るのは、先生と愛子さんであって、俺じゃないし』
僕が両手をあげている間も、昨日の高波さんとの会話が流れていた
「止めろっ
なんでこの会話が……あんた、録音してたのか!」
高波さんが目を剥きだして、僕に近づいてくる
「卑怯だぞ」
高波さんが、胸倉を掴んだ
「困るのは、先生でも愛子でもなくて…あんただったってわけだな」
カウンターの椅子に座っている男が、手に持っているICレコーダーを見せた
「誰だ、貴様っ」
「俺? 小山内 勇人
聞いたことぐらいあるだろ?
仲間内から…その名前に気をつけろって」
小山内君が、立ち上がるとにやりと笑う
新しく入る生徒のふりして、高波さんが怒鳴りこみに来るのを…小山内君は待ってた
小山内君は、高波さんが朝一で銀行に行き、手元に金がこないとなれば、すぐに事情を確認しに来るだろうと踏んでいた
だから、その現場に居合わせようと一芝居打っていたのだ
これ次第と言われても…』
『いいんですよ
払えないなら、ネットで書きこんでもいいし
教室中の女性に話したっていい
困るのは、先生と愛子さんであって、俺じゃないし』
僕が両手をあげている間も、昨日の高波さんとの会話が流れていた
「止めろっ
なんでこの会話が……あんた、録音してたのか!」
高波さんが目を剥きだして、僕に近づいてくる
「卑怯だぞ」
高波さんが、胸倉を掴んだ
「困るのは、先生でも愛子でもなくて…あんただったってわけだな」
カウンターの椅子に座っている男が、手に持っているICレコーダーを見せた
「誰だ、貴様っ」
「俺? 小山内 勇人
聞いたことぐらいあるだろ?
仲間内から…その名前に気をつけろって」
小山内君が、立ち上がるとにやりと笑う
新しく入る生徒のふりして、高波さんが怒鳴りこみに来るのを…小山内君は待ってた
小山内君は、高波さんが朝一で銀行に行き、手元に金がこないとなれば、すぐに事情を確認しに来るだろうと踏んでいた
だから、その現場に居合わせようと一芝居打っていたのだ

