僕様王子に全てを奪われてⅡ

「本当にいいんですか?
許婚のいる女性に手を出して、昨日まで先生は見合い相手がいるのに…
生徒に手を出していたんですよ?
しかも教室で、キスをして…」

隣の男性に聞こえるように、高波さんが声を大きくした

僕が動揺するとでも思っているんですか?

『お客様がいるまえで…』と慌てると?

もう…いいんですよ

僕は何を言われても、愛子さんと一緒になるって決めてるんですから

「教室でキスですよ!
女性の生徒が知ったら…どう思うでしょうか?」

さらに高波さんの声が大きくなった

「貴方がしていることに比べたら…大した痛手にはならないでしょ?」

僕は高波さんから視線を外した

「はい?」

「別に、なんでもありません」

僕は笑顔を見せた

「ネットで流していいんだ
生徒とのキスしている写真…あれ、教室のホームページに貼っていいんだ?」

「どうぞ、ご自由に」

高波さんが悔しそうな顔をした

「浮気していると…言っていいんだ?」