一線  死神は舞う

「構えな!!

行くよ!!」



思い切り刀を握った。



あたりが

真っ黒な霧に覆われたようだった。








「前後左右すべて気を緩めないで!!


悪いけど、

振り返ってあんたを助けてなんて

やれないからね」






・・・まじかよっ!!




俺はいっそう右手に力が入った。








来た道は

すでに見えなくなっていた。