一線  死神は舞う

そのときだった。




はるか先に、

黒い出口のようなものが見えだした。




「あれ・・・!!」


思わず口に出た。




「ああ、

あれが正式なる入り口だ。」





「正式な・・・

入り口・・・。」




「そうだ。

あそこから先は、こことは違う。


絶対に気を抜くな!


あたいを見失うんじゃないよ。」




力強くヴィラが言った。



俺はわけがわからないままだ。





「それってどういう意味?」