一線  死神は舞う

俺は

大きなため息を
ひとつだけつくと、

顔を上げてヴィラを見た。




「そう落ち込むな。

いいことだってちゃんとある。」






「・・・いいこと?」







「マスターの地位につけたら、

人間に戻れる。」