一線  死神は舞う

「別になんともねーよ。」



「それじゃ、

妹が死んだことに
涙はないのかよ!?」




「・・・そういや、

一滴も出なかったな。


ま、両親のときも
そうだったし?」




「薄情な・・・。



あんた、
人間じゃないの!?」




「・・・こういう人間がいたら

おかしいかよ?


昔から、

生とか死とか

どうでもいいんだよ。


家族が死んだって
なんとも思わねーし、

自分が死んだって

世界は
変わんねーんだから。」