一線  死神は舞う

「行きますわよ」



アリアの合図で、

静かに地面が遠退き始める。





ヴィラと初めて会った、

あのときと同じように。






「ちょっ・・・

どこまで昇るんだよっ・・・」




すでに

地上から50メートルは超えていた。



景色は、

ビルの屋上に匹敵している。





アリアはとまることなく昇っていく。



俺の問いに答えることもなく。