一線  死神は舞う

さっきとは打って変わって、

辺りは闇に包まれていた。




思わず見上げた空には、

かつてないほどに数多の星が

輝いていた。





「・・・すげぇ」




思わず声になってしまうほどに。




「美しいでしょう?

けれど、

この空には月がないのですわ」




アリアに言われて、

月を探す。




・・・空に月はなかった。




「ライフアウトは、

地球とは違う次元を歩んでいる、と

聞いたことがありますわ。


ここは地球であって、地球でない、


そんな場所ですわ」