一線  死神は舞う

アリアは

ゆっくりと顔を上げると、

黙ったままの俺を見て微笑んだ。




「それで、

ヴィラ様に出会ったのですわ。


私は、

あの世界も、

人間という存在も、

好きではいられなかった。



ただ、

ヴィラ様が差し出してくださった手は

温かくて、

それが心地よくて、


どこまでも着いて行きたいと

思ったのですわ」




・・・だからあんなに

ヴィラのこと・・・