一線  死神は舞う

「・・・あんた、

状況もわかってないの?」




ヴィラが

あきれた顔で俺の前に座る。




「・・・つーか、

死んだのって未美じゃね?」






「ああ、

あいつも死んだよ。


で、あんたも死んだ。」








「え?



ちょっ・・・俺、

死神とか神とか天使とか、

そういうの信じてないんだけど・・・」





そんな俺を見かねたのか、

ヴィラが電話を始めた。