ガララ と音を立てて教室に入ると桐夜はいなかった。 安心してホッと胸を撫で下ろすと 暁は自分の席に向かう。 でもその反対に桐夜はどこにいるのかという不安もあった。 美宇は自分の席でケータイをいじっている。