葵が去って暁は図書室の床に ヘニャンと座り込み 先ほど葵にキスされたところを 右手で軽く触る。 「な、なに・・・・・・。 あの人。 "暁ちゃんに決めたよ★"って 何を決めたんじゃーっ!!」 虚しくも1人で叫び続ける。 「しかもあの人を"天使サマ"って思ったアタシがバカだったーっ ありゃ腹黒天使だーっ!!!」 と言いつつも暁は内心腹黒天使って・・・・どっちにしろ"天使"ついてんじゃん・・・・・自分で自分を突っ込んだ暁だった。