暁は図書室にいた。 暁は4階建ての校舎の屋上から、 2階の図書室まで駆け込んだため 息はあがっていた。 「ハァ、ハァ・・・・・・・。 疲れた。 勢いあまって図書室に入っちゃった。 んっ・・・・・・・・。」 暁はさっきの貧血がまだよく 直っていなかったため、 ふらぁっと倒れそうになる。 あ、ヤバイ。 このままじゃ― その時 「おっと。大丈夫?」 ―桐夜?