「……これからも―………。」
「ん…?なんか言った?」
「………これからも、幼なじみのままなのかな……―?」
そんなの嫌だ!!!!
もっと、特別な存在になりたい。
でも、今の関係は壊したくない。
「何言ってんだよ?」
「いつまでも、どれだけ待っても幼なじみのままなのかな……―?」
「だから、何言ってんだよ?」
「辛いよぉ…、そんなの…―。」
(やっぱり、辛すぎるよ…。)
気付いたら涙が出てきてた。
ヒ…ック……ヒ…ヒッ…ク
グイッ
!!!!
ビックリして声が出なかった。
私は、春樹に腕を引っ張られ
今は、春樹の腕の中にいるのだ。

