「あさみちゃんっ♪学校いこ♪」

「れいかちゃん!待っててね.もうちょっとだから」

私は、友花あさみ.お母さんは小さな花屋をしている.

お母さんの遺伝か、私も学校で毎年お花を植える

「お花係」をしている.

「れいかちゃんごめんね.いつも遅れちゃって」

「ううん.待つの好きだから全然いいよ♪」

「ほんとごめんね.あ、そうそう.今日転校生が来るらしいよ♪」

「そうなの~?かっこいい子だといいな~」

「ふふ.れいかちゃんは面食いだね」

そう言って私たちは楽しく喋りながら学校へ行った.