tipe-DOLL【No.1007】

麗子の違和感の正体が明らかになったのは、3ヶ月前の夜だった。

その日の検査でエリカに渡す予定だったサプリメントを渡し忘れた麗子はエリカの住むアパートに向かった。

チャイムを鳴らしても反応がなかったので故障がおきたのではないかと心配して部屋に入った。

そこで麗子は信じられない光景を目にした。