篠宮はエリカの華奢な腕を取り、眺めた。

「怪我はないな?」

「ありません。」

「なら、いい。ところでエリカ。」

「はい。」

「抱いてもいいかい?」

「はい。」

エリカはするりとワンピースを脱ぎ捨てた。