「降籏?起きたか?」 「愛?大丈夫?」 戸田先生と理沙が、カーテンからのぞいていた。 「大丈夫。先生ごめんなさい。」 「いや、お前が謝ることなんてない。今回の不祥事ゎ久保田先生が悪いんだから。それと昼に呼んだのゎこれ。」 久保田先生と一緒に仕上げたレポートだった。 思い出してまた泣いてしまった。 そんなあたしを理沙ゎ慰めてくれた。 いつもと変わらず… 変わってしまったのゎ…久保田先生の存在が消されてしまったこと。