「なんで、あたしの番号知ってるの…?」 「そりゃあ、お前が無邪気に寝てる間に いただいただけだけど?」 あ、あの時かぁ… って… 今、罰はなんだって言ったの? 「罰って…?」 「だから、俺のバイトの手伝い」 だ……だけ? それだけなの? あからさまに安心の表情をしてしまったのか、 安藤尚は怪訝そうな顔をする。 「今日からな。」 それくらい、 やってやろうじゃん!!