赤の国の王は がっくりと膝をつき、地面にひれ伏し、声をあげて泣きました。 「息子よ、青の国の娘よ、どうか許してくれ。」 青の国の王は、その肩にそっと手を掛けて、こう言いました。 「創りましょう。 戦いの無い国を・・・。」