今日から1年生の古典の授業が始まるので準備をしていた特にちらつくのは高橋雪の姿だったらしく恋は盲目という言葉がピッタリだった 今日は平家物語をやることになっていたので彼の好きな義経追討の場面ではなく違う場面だった 『静御前は義経を思い続けて2年後に病気で亡くなってるんだよな。なんか古典の世界って悲恋物語が多いような気がした』 弁慶は立ったまま亡くなったといわれているし義経は心の汚れを知らない人物だからこそ守る人が多かったのだった この世界にいると現実にも会った話しとはいえ悲しい恋というものは悲しいまま伝わり多少の気の毒は残っているのは時代を感じてしまう