龍の瞳から目が離せない。


絶対、あたし顔赤い・・・。


「りゅ、龍・・・?」


あたしがそう尋ねると、龍はあたしから瞳を外した。


あたしが起き上がると、龍は何も言わず立ち上がる。


そして、自分の部屋へと行ってしまった。


バタンッ


―――・・・。


龍の熱い瞳が頭の中から離れない。