慌てて、でも平静を装いながら
『お久しぶり~、毎日バイトと学校でクタクタです
なかなかメール出来なくてごめんね!
ケンジも忙しいみたいだね
時間できたらメールちょうだいね♪
またね~』
いつも通りのメールを送ってみた
でも、2日経ち、3日経ってもケンジからのメールを知らせる着信音はならなかった…
それでも私にはただひたすら
『忙しい?』
『大丈夫?』
『なんかあった?…』
メールを送ることしか出来なくて…
毎日何度となく携帯の画面を見ては溜め息をつく私に、サキちゃんもカズキも心配そうに
「顔色悪いよ、大丈夫?」
声を掛けてくれる
「大丈夫、ありがとう」
そう答えるけど、きっと引きつった笑顔の私の言葉には全く説得力はなかったと思う…
なのに二人は敢えてそれ以上聞かないでいてくれる
いっぱいいっぱいの今はそれがありがたかった
そうして、何週間が経ったのだろうか…
私がいよいよケンジがもしや…
と考え始めた頃
ケンジからのメールを知らせる着うたが流れた
『お久しぶり~、毎日バイトと学校でクタクタです
なかなかメール出来なくてごめんね!
ケンジも忙しいみたいだね
時間できたらメールちょうだいね♪
またね~』
いつも通りのメールを送ってみた
でも、2日経ち、3日経ってもケンジからのメールを知らせる着信音はならなかった…
それでも私にはただひたすら
『忙しい?』
『大丈夫?』
『なんかあった?…』
メールを送ることしか出来なくて…
毎日何度となく携帯の画面を見ては溜め息をつく私に、サキちゃんもカズキも心配そうに
「顔色悪いよ、大丈夫?」
声を掛けてくれる
「大丈夫、ありがとう」
そう答えるけど、きっと引きつった笑顔の私の言葉には全く説得力はなかったと思う…
なのに二人は敢えてそれ以上聞かないでいてくれる
いっぱいいっぱいの今はそれがありがたかった
そうして、何週間が経ったのだろうか…
私がいよいよケンジがもしや…
と考え始めた頃
ケンジからのメールを知らせる着うたが流れた