これで誰もいなくなった
本当に一人ぼっちになったんだと思った…』



私は震える手で必死に返信を打った

「ケンジは一人じゃない
私がいる、ずっといるから…

違う

私にケンジが必要なの
必要なんだよ」

『うん、そうだね
俺にはルリカがいる

嬉しい言葉有り難う
俺にも必要だよ

もうルリカしかいない
有り難う…』