私たちは夏休みの計画を立てながらゆっくりと家に向かって歩いていた。








すると










「きゃあ-----っ!だれか止めてぇ-----」







「「何?」」








そんな叫び声がして前を見てみると前の坂から赤ちゃんの乗った乳母車が勢いよくこちらに向かってくる。









「っ!都これ持ってっ!」








「えっ!?」









私はそう言うと都に自分の持っていたスクバを投げ渡した。