大食漢はコンプレックス。



でもアナタはそれを、私の個性にしてくれたの。





「桃花ちゃんよく食べるね?(汗)」



「よくそんなに食べれるよね。
あたしなら体型気にして食べれないし~」



「すげー食欲だよな、とても女には見えねーよ」





そんなの周りの声ね、気にしてもしょうがない。



自分がよく食べる方なんだって思ったのは小学6年生のとき。



人よりたくさん食べる私を見て周りのみんながどんどん離れていった。



お化けみたいって。



怖いって。



中学に入ってもそれは変わらなくて。



でもたくさん食べれたほうが幸せでしょ?



私は食べることが好きで、幸せで。



それで誰に迷惑をかけたの?



だからいいの。



私は好きなように食べるの。



私はずっと、そんな風に過ごしてくんだと思った。