『蒲公英』
キク科タンポポ属の多年草。

花言葉…
別離



~episode~

いつも野原を見つめていた怠け者の青年は、ある日現れた美しい黄色い髪を持つ少女に恋をします。



黄色い髪の少女は、実はタンポポの花でした。
青年が毎日見つめていた彼女は、しばらくして白髪の老女になってしまいます。


悲しみのあまり青年が吐いた溜め息に飛ばされ、そのまま老女は青年の目の前から消えてしまいました。