空の姫と海の王子




「っぷはっ!!!」


三人の背後で腹を抱えて笑う葵に
蓮の表情がどんどん険しくなっていく

葵が座ってるのは春のベッド

蓮はとりあえず闇の刃を作ると
葵目掛けて殺意と共に投げつけた

葵は笑いながら体を逸らして
何事もなかったかのように微笑む


「ほんと、君達といると楽しいな」

「え、何?天然?ちょ、黙ってくれない」

「天然?誰が?」

「あんた以外に誰がいるんだよ!!」


SANのリーダーであり
裏の世界から来た葵と

春の事を忘れてた筈の蓮と

EARTHだった筈の奈央


笑い合う三人を見て首を傾げた


「みんな……いつの間に仲良くなったの?」


春が疑問を投げ掛けると
三人は動きを止め、口を揃えた


「仲良くなんかないよ」
「仲良くなんかない」
「仲良くなんかないし!」

「わー…仲良しー……」


とりあえず春は心から拍手した