「──くそッ!」
海斗は舌打ちをして右に跳び
向かってくるナイフを避けた
「残念でしたあっ」
ニヤリと笑った女は指を鳴らした
バンッ!!
跳んだ先の空間の爆発
避けきれなかった海斗は
そのまま地面に叩き付けられた
一瞬、意識が飛びそうになる
ここはもうさっきの交差点ではない
どこか分からないがそう遠くはない筈
見上げた先にはビルが見える
人の通りが全くない路地裏で
海斗は白い集団に襲われていた
口の中に溜まった血を吐いた
左腕は完全に折れただろう
もう感覚すらなかった
それでも立ち上がる海斗に
筋肉質の男は口笛を鳴らした
「まだ立つか?苛めがいがある奴だ」
「あんたは本当ドSだなあ〜。もう可哀想だから止めようよ」
女はそう言いながらも
海斗に向かって銀色の銃を向けた
革命派¨SUN¨の刻印の彫られた銃を
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