ちょ、人がたくさん集まってきて
ぎゅうぎゅう。
やばい、転びそう

「ちょ、ま!やう、うわぁーーー」
人の押し寄せであたしは派手に前に転んでしまった。

し、しまったぁ。はずかしすぎて起きるタイミングがぁ
うっっ恥ずかしい。。

いきなり体がふわっと宙に浮いた。
な、な、なに??
ストンと地面に立たせられた
あ、起こしてくれたんだ!!
「大丈夫?」
そういってニコっとほほ笑んだ。
かっこいい・・・・

「突然だけどさ、サッカー部のマネージャー
 しませんか?」

その人は、とってもキラキラしててまるで王子様
あたしは、その人に魔法をかけられたみたいに
「は、はい」
と、答えてしまった。