ライバルは天才不良少年





違ーう!!


本当にコイツ何言ってんの!?

どうしてそんなことになってんの!?


まぁ、藤崎も違うって事分かってるし否定してくれるはず・・・・・・。



「ふーん、俺の女って事分かってて手ぇ出したんだ。良い度胸じゃん。」



って、えぇ!?

ちょ、ちょっと、藤崎まで何言ってんのよ?

私がいつ、アンタの女になったのよ?



「覚悟、できてんだろうな?」

「っ!!」



不敵に笑う藤崎に一瞬怯んだリーダー。

が、すぐに気を取り直した。


「動くなよ。動いたら・・・・・・。」



リーダーの声を合図に

私を取り押さえてる人がナイフを出し、私の顔に当てた。


そして他の奴らは私の周りを離れ、藤崎を取り囲んだ。